春に事務所を移転してから、奈良公園のほうに行くこともなくなったのですが、先日久しぶりに近くに行く用事が出来たので、前から行きたかった「大遣唐使展」に行ってきました。
日曜日ということもあり、近鉄電車で行ったのですが、途中、西大寺を過ぎると、平城宮跡の辺りや大極殿の周りに集まった凄い数の人にビックリ! 観光バスの数も大変なものでした。
恐らく、上海万博にも負けてない人出ではなかったでしょうか・・・。

展覧会の会場は、電車の混雑に比べると比較的空いていて、正倉院展のような混雑もなくゆっくりと観ることができました。そして、中に入ると、暗い屋内に海を連想させるような青いライトが床を照らし、とても雰囲気が出ていました。
展示品も鏡の上に置かれて裏側も見えるものや、文書は訳や解説が添えられていたりと、とても観やすく思っていたよりたくさんの展示されていたのには驚きました。
絵巻や焼き物、文献、瓦など色々な種類の物が展示されていましたが、一番目を惹いたのはやはり仏像でした。大遣唐使展のメインにも掲げられている「観音菩薩立像」と「聖観音菩薩立像」はもちろん、金色の「菩薩半跏像」や「十一面観音像」、「如来三尊像」など、その美しさや気品と迫力に感嘆しました。
装飾の細部や指先まで細かく造られたものや、表情や格好が抽象的で可愛らしく思えるもの、顔も目が細く柔和なものや鼻が高くインド人顔のものなど、どれも個性的で、腕などが欠けているものが多かったですが、逆に歴史を感じて魅力的に感じました。
大きい仏像よりも手の平に乗るような小さな仏像が多く、遠路を船で渡るにあたっての持ち運びしやすい大きさの物だったのかもしれません。
また、目玉のひとつでもある「吉備大臣入唐絵巻」は、ストーリーと解説が添えられて、絵の動きが分かりやすく、まさかファンタジーな内容だとは思ってなかったので、安倍仲麻呂の鬼が出て来るのには驚きました。

笑われるかもしれませんが、驚いた理由は実はもう一つありました。
それは、NHKで4月に放映された「大仏開眼」をご覧になった方もいらっしゃると思いますが、その古代史ドラマの中で、藤原仲麻呂を演じた俳優の高橋克典さんが今回の展覧会の音声ガイド(有料:500円)のナレーションをされており、まさに私が耳につけて聞いていたからです。
ドラマの中で、吉岡秀隆さんが演じた吉備真備が、唐からいろんな物を日本に持ち帰るために体にくくりつけるシーンが蘇ってくるようでした。
「命をかけても 伝えたかった・・・・」のキャッチが頷ける満足の展覧会でした。


私どもの事務所は、近鉄奈良駅から北に歩いて3分のところにあります。
写真は、実際に校内に設置されたもので、ジュースやお茶のサンプルの横に10円と100円のボタンがあり、押した回数分だけ募金が出来る仕組みです。
もう一つ、自販機の設置場所は、AEDの設置環境と非常に合致しているため、このハートフルベンダーの機械内に設置できるよう正面にスペースが確保されているのが凄いところです。非常時に戸惑うことのない日常の中にあるというのが良いかもしれません。
4月の晴れた奈良公園は、行楽の賑わいで、外国人の観光客もいつになく多いように思う。

日曜、初夏を思わせる暑いくらいの午後、お客様と打ち合わせを終え、やすらぎの道を北上中、左手に伝香寺の看板が見えたので思わず車を止めた。そういえば娘が先日白豪寺の五色椿を見てきたとの話を思い出し、急に椿の花を見たくなった。
























