家づくりの担い手としての最近のブログ記事

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木津川市州見台の完成見学会において、気密測定を公開しました。

住宅の気密にご興味をお持ちの方には家の性能がわかる機会であり、公開実施されることも少ないと思いますので、とても貴重な体験をされたことと存じます。

今回はダイニングのドレーキップ窓に機械(送風機)に設置し、減圧法により気密性能試験を行いました。

(試験には室内を加圧する加圧法と、逆に室内を減圧する減圧法がありますが、外気温が低い場合でも温度補正を行う必要性が少ない減圧法を採用してもらっています。)

結果は、相当隙間面積(C値):0.2c㎡/㎡でした。

今回のお宅は、吹抜けやロフトが大きく、実質延床面積が、233㎡、おまけに引き違いの窓サッシが8ヶ所ありで、この数値はただ驚くばかりです。実は、現場担当者と大工方は、0.4の自信はあったそうです。

というのも、引き違いサッシ1ヶ所で、0.05くらい数値が上がると言われますから、それだけでも0.4になる訳です。

もっとわかりやすく言うと、家中の隙間を全部集めると、56c㎡・・・・これは7.5cm×7.5cmの大きさの隙間があるということです。

では、仮に気密レベルが、次世代省エネ基準のⅣ地区基準で良しとされていた5.0ですと、1,165c㎡になり、34cm×34cmくらいでも大丈夫という訳ですから、機械換気設備がなくても十分換気(漏気)される大きさといえます。

これでは、室内の温度管理が簡単に出来るはずもありません。これこそ、エネルギーの無駄遣いであり、本来の換気の目的である新鮮空気を取り入れて、汚染された室内空気を希釈し、衛生的に保つことは出来ないのは、もうおわかりだと思います。

気密の出来ていない家は、断熱材や工法がいくら優れていても、省エネとはほど遠い、また健康的な空気質とは言い難い環境の住宅でしかないことをしっかり学んで頂きたいと思います。

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よく高気密の住宅は息苦しいイメージがすると言う方がいらっしゃいますが、実際にはまったく逆とご理解ください。

例えば中気密の家(気密レベル2~5)があるとしたら、その家は隙間が適当に開いてて、家の外では大体風速4mくらいの風は吹いていますから、窓を開けなくても隙間風がどんどん入ってきます。

しかし、それで家の中の空気が入れ替わるかというと、澱んだ池と同じようにきれいになることは期待出来ません。

だから、窓を開けて長い時間空気を入れ替えなくては汚れた空気を排出することは出来ません。

では、高気密の家ではどうかというと、小さな換気扇が1台軽く廻っているだけで、必要な場所から必要な量の新鮮空気を取り入れることが出来て、汚れた空気は排気口から確実に出て行く訳ですから、外の風速に影響を受けることも少なく、常に健康的な空気環境の下で暮らすことが可能になるんです。

言い換えると、家の中に空気の流れの経路が出来ているということです。

そのお陰で、押入れの中が湿気ることもなく、嫌な匂いが残ることもなく、いつも新鮮空気の中にいる訳ですから、息苦しいはずはありません。

言葉では難しいかもしれませんが、図や資料をご覧になると簡単にご理解頂けますので、是非、私に少しだけお時間をください。お待ちしています。

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先日、2月4日(木)に奈良県香芝市内で、住宅新築工事の地鎮祭を行いました。

朝から、建物位置の地縄を張り、竹を立て縄を張り準備万端、神主様によりお供え物を念入りに整えて頂き祭壇に盛り付けられていきます。

最後に砂を前方後円の形に盛り地鎮祭の開始です。

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当日は水溜りに氷が張るほどの朝で、大人はともかく、小さなお子さんや赤ん坊には可愛そうなくらい寒さの中での儀式ですが、皆さん頑張った甲斐あり、後半には日が差して良い天気になりました。

神主様の祝詞奏上に続き、玉串奉天の前にお客様ご夫婦とお子さんにも手伝ってもらい、「鍬入れの儀」のうがちぞめ(鋤入れ)では、田の字に鋤を入れて頂いた後、施工者を代表して私が「鍬入れ」を行い、神様に工事にかかるご報告をいたしました。



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今回は特に丁寧にまたしっかりご祈祷して頂いた様子で、敷地内をきれいに清め祓い、合わせて工事の安全を祈願して頂きました。

工事は、確認申請に続いて長期優良住宅の申請中で、着工はしばらく先になりますが、3月中頃には上棟を予定しているところです。




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①結露a1.jpg

私自身、正直あまり片付け上手とは言えませんが、たまに時間を見つけて整理整頓、掃除をするのは嫌いなほうではありません。勿論、事務所も家も同様ですが、久しぶりに棚の上とか雑巾がけをして思わず絶句してしまうことがあります。

FPの家だから、綺麗な空気が給気口から入ってくるのはわかっているのですが、家の中で人が動けばそれだけでも埃等のハウスダストが宙を舞い何時間もかけて降りてくることだけは確かなようです(汗;)

ハウスダストは、室内に浮遊する微粒子のことですが、花粉症や喘息、アレルギー症状の原因と言われています。

また、新築住宅でよく話題になるシックハウス症候群も建材や家具等から出る化学物質を原因とするだけでなく、カビ・ダニやその糞、死骸等も絡んで症状に表れるため、対応は簡単ではありませんが、日頃から室内の空気質や温度・湿度について常に意識することが大切です。

ハウスダストそのものは、チリ、ホコリ、ダニの死骸やフン、カビの胞子、繊維クズ、花粉、たばこの煙などたくさんの種類がありますが、いずれも目に見えないほどの小さなホコリです。

言うまでもなく、こまめに掃除をするのが効果的とは思いますが、その前に出来ることを考えてみましょう。

以前にもお話ししたことがありますが、家の中でのカビ・ダニの発生を抑えることが出来れば、後はこまめな掃除や室内を清潔にすることと、計画換気を理解すれば、ハウスダストの問題はほとんど解決出来ると思います。

それは言い換えると「結露」のない暮らしを実現するいうことですが、これが簡単なようで、実は案外実現出来ていない暮らしでもあるんです。それは昔の家だから?・・・・いいえ、最近新築されたお知り合いの方に聞かれたらわかって頂けると思いますよ。

ダニは、高温多湿を好むので、夏に発生し活動し、冬には活動しないものと一般的に言われますが、暖房機器や加湿器の普及や生活様式の変化等から、最近の住宅内はダニの活動しやすい環境になっています。

ダニが発生すると、体のかゆみ、腫れ、ニキビ、喘息などさまざまな病気の原因になると言われますから、ダニのことをよく知ること、勉強することも必要ですね。

①ダニ繁殖091014_hp.jpg

(ツメダニやイエダニの写真をお見せしたいのですが、きっと気持ち悪くなると思いますのでやめておきます。)

以下に単位面積あたりのダニの数の測定例を紹介します。(1㎡あたり)

※  タタミの上にじゅうたんを敷いた床・・・・・700匹
※  じゅうたんを敷き詰めた床・・・・・・・・・・・・・500匹
※  掃除していないタタミ・・・・・・・・・・・・・・・・・500匹
※  コンクリートの上に直接敷いた畳床・・・・・300匹
※  よく掃除した板の間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10匹

掃除機をかける時は、1㎡あたり1分が目安なんだそうですよ。

ダニが繁殖する条件は、温度25~30度、湿度70~85%、餌になるほこり、フケ、皮脂などがあることなので、室内でペットを飼うのも禁物ですね。

この環境下ではカビも発声しやすいので、温度湿度を管理するのがいかに大事かご理解頂けると思います。

カビ・ダニ等ハウスダストでお困りの方は、是非一度声をかけてください。家づくりをされる方は、断熱や気密、換気の基本的な考え方、部材の選び方をお教えいたします。また、リフォームをお考えの方も是非お気軽にお声をかけてください。

 最近、忙しさに感けてブログが疎かになっていました・・・・深く反省です。

 

早速ですが、只今着工中で長らく公開してまいりました「いつも家族を感じられる楽しい家」の完成見学会が先日無事終了いたしました。

 

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今回の見学会には、具体的な建築予定がおありの方がたくさんお越しになり、断熱・気密や換気の正しい考え方、重要性についてじっくりご案内出来て、我ながら大変お役に立てたと思っています。

 

中でも「結露のない家」のしくみや樹脂サッシをはじめとする省エネ部材について、皆さん熱心に耳を傾けていただけたのがとても印象的で、これからの長期優良住宅には構造や維持管理面だけでなく、省エネで健康的な家づくりが求められていることをご理解頂けたと喜んでいます。

 

見学会風景2.jpg

健康的な家が、自然素材だけで出来る訳ではありません。これから家づくりをされる方には、構造や断熱・気密ほかの基本性能が整った上で、自然素材等の仕上げ材を選ぶことが重要なことを是非理解してほしいものですね。

 

こちらのお子さんもやっぱり「FPパネル」がいいと言ってます。

  やっぱりFPパネル.jpg

 

  カルクウォール0822-0909.jpg

スイス漆喰「カルクウォール」のポット作りはとても好評で、また多くの作品が誕生しました。

漆喰のカビやダニを寄せ付けない性質と空気清浄作用は、お花やサボテンを育てるのと同様に心も和ませてくれると思います。

 

また、外に飾り雨露で汚れた漆喰が日々どのように変化して綺麗に戻るか観察するのも面白いでしょうね。

 

写真は、漆喰のサンプルに缶コーヒーをこぼしたものを外部に置いて、最初の822日、28日、99日と観察したものです。

2週間ほど経つとあら不思議、自然の力なのか、漆喰の強アルカリのせいで汚れが分解したのか、ほとんどわからなくなるくらい白さが復活しています。まあ外壁にコーヒーをかけることもないとは思いますが、埃や雨ダレくらいの汚れなら、簡単に落ちそうな気がします。

スイスでは一般的に外壁材として用いられる訳ですから、確かに納得です。

 

今度、お客様の玄関付近に小さな塀を造らせてもらい実験させてもらうことにしましょう。

 

その時は、記念にご家族の手形と、もちろん「F&P」のマークも忘れずにお願いします。

 

ポット①090905_56.jpg

 悪天候の中、わざわざ足をお運び頂き、ご来場くださいましたたくさんの方々にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。 またこの度の臨時見学会に快く会場をお貸しくださいました施主様に厚く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 

見学会_1.jpg81() 朝から生憎の雨、まだ梅雨の真っ只中で突然雷が鳴り出して豪雨になったり、晴れ間が顔を出したりと大変な天候の中での見学会になりました。

 

会場内は、昨日設置した仮設エアコンが一晩の稼動でしたが、室温は24度、湿度65%、外気温も同じく24度で、猛暑の中の快適体感という訳にはいきませんでしたが、屋外はジメジメして気温が上がっても、さすが、内壁からの輻射熱(24度)が、ひんやりと心地よい肌の感覚に、皆さんから気持ちいいとの言葉を頂く嬉しい見学会でした。

 

 

 

 

 

見学会_2.jpg 8月2日(日)見学会2日目は、未明から警報が出るほどの豪雨でしたが、お昼前には暑い日差しでもう夏そのものでした。室温は25度、湿度は67%で、この日は十分「FPの家」の快適な室内環境を体験して頂けました。

 

特に家づくりを勉強されてる方は、ロフトの温度が気になる様子で、輻射温度計で床・壁・そして天井、ロフトの奥をそれぞれ測ってご覧頂くと、床・壁は24度、天井やロフトの奥が25度。

これには皆様、とても驚かれていました。理由を説明すると、なるほど納得。

 

 

 

 

 これはFPの家しか出来ないいわゆる「性能の違い」見学会_3.jpgというものですね。それもエアコン1台だけで、しかも6帖用で、どの部屋に行っても同じ温度(床や壁の温度も)、ロフトは1度高かっただけという「FPの」遮熱・断熱性能の凄さです。

 

当日は、お子さんたちに夏休みの工作用にと、スイス本しっくいの「カルクウォール」と素焼きのポットを用意し、手づくりポットつくりにチャレンジしてもらいました。

画像がなくて残念ですが、しっくいが乾くまでの間に作品を撮らせてもらいました。

 

 今度、95()6()には同じ会場で完成見学会を予定しており、今回同様に手づくりポットつくりも行いますので、是非皆様チャレンジしてください。

 

 

 

見学会_4.jpgそして最後に、今回の見学会であらためて実感したことがあります。それは、家づくりを真剣に勉強されている方は、家をいろんな角度から検討し、間取りよりデザインより、住み心地や価値・財産という観点から見つめることで、良い家を性能や体感することで探しているということです。

 

頑張って家づくりの勉強をすれば必ず「FPの家」と出会える訳ですから、それでこうして私どもとご縁が出来る訳です。

 そのご縁を更に深いものに出来るよう、私どもの研鑽に終わりはありません。今回出会うことが出来た皆様の家づくりが無事に成功しますよう、心からお祈り申し上げます。

 

平成23年(2011年)6月までに全住宅に設置されることになっているのが、住宅用火災警報器です。しかし、新聞にも発表されているように今年の3月までに全国で設置されたのは、推計で45.9%に留まっているようです。
全国的にみると、東日本で普及率が高く、東京で69.7%、宮城68.5%、愛知63.0%・・・近畿二府四県では、奈良県は最低の23.3%でした。
新築住宅は、平成18年(2006年)6月から既に義務化されていますが、既存の住宅は自治体の条例で義務化の時期が決まっています。近畿ではほとんどの市町村が平成23年6月までですが、滋賀県の一部(草津市、守山市他)と奈良県全域は、今年平成21年6月には設置義務化になります。
 もし皆さんの周りやお知り合いのお宅で、まだ設置されてないお家があれば、是非住宅用火災警報器の設置を呼びかけてほしいものです。

 では、何故火災警報器が必要なのでしょうか?
その理由は、下記のような最近の住宅火災の傾向によるもののようですが、詳しくは、
(社)日本火災報知機工業会等の案内をご覧ください。→ http://www.fdma.go.jp/html/life/pdf/juukei_Q1.pdf
住宅用火災警報機

1、 住宅火災による死者数が年々増加している
2、死者の約6割が、65歳以上の高齢者である
3、死亡原因の約6割が逃げ遅れによる
4、建物火災による死者のうち約9割が住宅火災による

以上から、住宅用火災警報器により、火災の煙または熱をいち早く感知し、火災の発生を警報音や音声で早期に火災に気づき、初期消火は無理な場合でも素早く避難することが出来たら、そして大切な家族と財産を守るために大きな役割を果たす訳です。

画像をクリックいただくとグラフの拡大画像がご覧いただけます。

↓↓↓

住宅用火災警報機

 それと参考までにアメリカでは、1970年代後半に火災による死者が約6000人だったのが、住宅用火災警報器の普及率が90%を超えた2002年には、死者数が3000人弱にほぼ半減したそうで、イギリスでも同様の傾向のようですから、私たちの周りでも一日も早く普及するのが望ましいですね。

住宅用火災警報機ご自身のお家だけでなく、お隣ご近所全体に普及すれば火災が減り、生命や財産だけでなく環境や大切な資源の保全にも貢献することになります。
最後に一言、『住宅用火災警報器をご検討ご希望の方は、是非私どもにお申し付けください。』

住宅用火災警報機

 ここでもう一つ是非とも紹介したいのが『FPホームスプリンクラー』ですが、これはまた次回にさせて頂きます。

紅梅

梅の花、春一番、そして黄砂・・・・暖かい春の予感がしてきますが、寒さがこれで終りということはありません。もうしばらく冬の寒さとお付き合いです。
画像は、私の散歩コースにある個人の梅園ですが、毎年ここの花が咲き始めると、杉の花粉も飛び始める季節になる・・・といった感じです。

白梅

 

花粉症の季節が来るといつもため息が出てしまう・・・また今年も来たかって。
去年がとても楽だったせいか、今年の花粉症は飛散量も多いと聞くと、今から超立体マスクなるものを買い揃え有事に備えるこの頃です。
それでも、FPの家に住むお陰で家の中にいる分には花粉の影響は少なく夜の安眠を妨げることもなく安心です。
この時期は花粉症用の薬のテレビCMがやたら多くなりますが、あまり薬のお世話にはなりたくないし、一日の四分の一ほどは睡眠の時間が必要ですから、せめて家で過ごす時間くらいはストレスから解放された安らげる空間と時間は欲しいものですね。

 

まさにこれこそが、住まいには断熱性だけでなく、気密性や換気性能によるところがいかに大きく大切かという話です。


住宅の寿命は、結露が発生するかどうかで大きく左右されます。結露水が土台、柱や梁といった構造材を腐らせ、様々な欠陥を引き起こす元凶だからです。
この結露を防ぐためには、断熱・気密・換気の3つの性能が特に優れてなければなりません。
これからの住宅に必要な3つの要素こそが、結露を防ぐための大切な要素でもある訳です。

ご存知のように結露には、表面結露と壁内結露があります。
表面結露は、前回お話したように屋内外の温度差と湿度でほとんど決まりますから、曇った窓ガラスをタオルで何回拭いても同じこと、すぐにまた結露は起こります。
それよりもそれと同じことが壁の中で起こるのが家には一番の問題なのです。

結露を防ぐには、ウレタンのように水に強い断熱材で家を包み、計画通りの換気がちゃんと出来るように気密をしっかりとることです。そして、冬の暖房時に窓から逃げる熱の割合が48%と言われるように窓自体の構成をよく考える必要があります。

窓のフレームは、熱の伝わりにくさがアルミの1,000分の1の樹脂製にして、ガラスは通常のペアガラスの1.3倍の断熱性と、夏の陽射しをカットし、UVカットにより室内の日焼けを抑え、暖房時に逃げる熱の量を大幅に低減出来るLow-Eガラスを採用することにより、結露のない窓周りを実現出来ます。
各国のサッシ需要表をご覧頂くとわかるように日本ほどアルミで窓を造ってる国はないようですね。

また結露は、住宅を腐らせるだけでなく、カビやダニを発生させる原因として家族の健康を蝕むことになります。
人を刺したり危害を与えるのはイエダニですが、カビの胞子やダニの死骸、糞などがハウスダストとして室内に漂い小児喘息やアトピー性皮膚炎などの原因物質となるアレルゲンになっていると言われますから、カビやダニの繁殖を根本から絶ち、結露の発生しない住環境が必要なのです。

家づくりを検討する時、メーカーや建設会社に「結露のない家をつくってもらえますか?」と聞いてみてください。
「はい、お任せください!」と言ってくれるところは・・・・あると思いますか?

結露のメカニズムを知ることは、もっとたくさんのことを教えてくれるんです。
理科の実験ではありませんが、百葉箱(ひゃくようそう)、乾球温度計、湿球温度計、湿り空気線図、露点温度、絶対湿度、相対湿度・・・・是非ご一緒に「健康な家づくり」について話をしませんか?

もうしばらくすると、今年も寒い冬がやってきます。
お宅には、温湿度計がいくつありますか?
ホームセンターに行くと、1,000円くらいであると思いますが、最低2つ買ってきて、玄関先(又はトイレ)とリビングに置いて、朝晩に測ってみると良いでしょう。
ダニは、室温4℃でも湿度が60%以上あると生存できるそうです。またカビは、70%以上になると急激に発生しやすくなります。ダニやカビだけでなく風邪のウイルスやバクテリアから身を守る意味でも湿度は、40~60%の範囲になるように気をつけてください。

先日、業界の雑誌を読んでいると、結露による住宅の腐朽問題が取り上げられていました。
200年住宅が話題になる一方で、住宅の長寿命化と逆行する話題ですが最近増えているようです。
結露は、起こる原因を理解し、それを防ぐ方法を見つければ建物にとっても住む人にとっても健康的で長寿命の堅牢な家が造れるはずです。
「失敗しない家づくり」の大事な一つがクリア出来る訳ですね。私達は日頃たくさんの先生達から、これからの住宅のあるべき姿について勉強を続けているんです。

「FPの家」の断熱・気密の優れた部分は、FPグループのHPをご覧になればわかると思いますが、FPパネルが本来の断熱力等の性能を発揮するための優れた周辺アイテムがたくさんあること、そしてその理由について、これから家づくりをされる皆様に是非参考にして頂きたく、時間のある時に書き記していきますので、時々でも是非お付き合い頂けましたら本望です。(尚、資料につきましては、研修会や勉強会の資料や一部メーカーのHPから拝借いたしました。)

【 結 露 】
私どもが手掛ける「FPの家」の硬質ウレタン断熱パネルは、素材内部に空気や水蒸気がほとんどありませんから、素材の中で結露が起こることがありません。
ところが、グラスウールなどの繊維系断熱材は空気をたくさん含んだ素材なので、温度が下がって露点以下になるところでは、結露して空気(水蒸気)は水滴になります。これが結露水です。
各種サッシから逃げる熱冬、暖房した部屋で窓ガラスに目をやると、水滴が窓ガラスやアルミサッシのフレームを伝って流れるのを必ず見かけるはずですが、そうした現象が目に見えない壁の中でも起こっているのです。北海道では、新築後3年で床が抜け落ちた例があるそうです。

「結露」は、空気中の水蒸気が冷やされて水滴に変わったものですが、空気中に存在できる水蒸気の量は温度によって変化します。
例えば一般的な冬の室内を想像してください。
外の気温が0℃、室温が20℃、室内の湿度が50%の場合、温度が9℃まで下がると結露が発生します。窓ガラスが1枚の場合、窓面の温度は3℃まで下がるので結露が出来るのです。
でも、この窓ガラスが樹脂サッシのペアガラス(Low-E)なら、窓面温度は12℃までしか下がらないので結露が起きないのです。
「FPの家」では、なぜ樹脂サッシのペアガラスが使われているかわかりましたか?

今年は例年に比べると花粉の飛散が多いらしく、もうピークは過ぎたとの発表がありましたが、それはどうもスギ花粉のことのようで、ヒノキ科の花粉は5月の終わり頃まで続くようです。
しかし、いつもなら私も2月末くらいから、鼻水やくしゃみ、目が痒くなってくるんですが、今年はまだ何ともありません。ただ最近少し鼻がむず痒くなってきたのでそろそろかもしれませんが・・・・。(これは水が関係しているかもしれませんが、この話はまた次回に)

杉や桧、ブタクサ・・・・そうです、杉花粉だけでないのが辛いところ。
外国にも花粉症はあるらしく、芝やカバノキ、ブタクサなど聞いたことがあります。古くは古代ローム時代からあったようですね。
そして、この花粉症で困ってる方は毎年増えているというから大変です。

私は花粉症暦20年くらいになりますが、このシーズン来ると毎年憂鬱なものでしたが、10年前から随分楽になりました。
それは恐らく奈良で第1号の『FPの家』を建て住みはじめたお陰です。(当時はオマケと思っていましたが・・・)
そうなんです。花粉症と住まいは実は大変関係があるんです。

皆さんはこの時期、夜中に突然自分のクシャミで目が覚めて、目や鼻が痒くなったり鼻水が止らなくなったりで眠れなくなることはありませんか?
花粉症の方ならそれは当たり前のことかもしれません。

しかし、我が家は幸いなことに気密性に優れた『FPの家』で、24時間換気システムと給気口に取り付けた花粉フィルターのお陰で、以前のようにクシャミや目のかゆみで目が覚めて眠れなくなるようなことはなくなりました。

洗濯物もこの時期は外に干すのも考え物です。
先日お引渡しのお客様宅には、洗面所の横に家事室があるのですが、実はもう一つの目的は洗濯物干し場なのです。
私と同じく花粉症でハウスダストやVOCなどの匂いにも敏感な奥様が、洗濯物が屋外では乾きにくくなる11月頃から5月の花粉のシーズンが終わる頃までの洗濯物干し場として計画したものです。
この部屋の天井には換気システムの排気グリルを設け、一部壁面には湿度の調整が可能な素材を使って安心して室内に洗濯物を干せる空間をご用意しました。
(勿論、湿度の高い夏場は注意が必要ですが・・・・)

話が少し長くなりますが、こうしたことも優れた気密性によるところが大きいのです。ちなみにこのお客様のお宅は、気密測定の結果では、C値 0.25c㎡/㎡という驚異的な気密性能を実現出来ました。

元々気密性の高さが自慢の『FPの家』ですが、ここまでの数値を出すには大工さんや電気工事、給排水工事その他、多くの職方さんの努力の結晶と言っても過言ではありません。皆様ありがとうございました。
おっと、我が社の優秀な現場監督を忘れたら怒られます。山中リーダー、ご苦労様でした。この記録は十分自慢出来るものです。ありがとうございました。

このように高気密と言っても一棟一棟測定して初めてわかるものです。
ですから測定もしないで、高気密だとかC値いくらとか言うのは大変可笑しな話ですね。
よく「高気密・高断熱」と言う言葉を耳にしますが、ちゃんとした基準がある訳でもなく、何がどれくらい優れているのかは、メーカーの言うことを鵜呑みにするのではなく皆様がご自身で確かめてみることです。