2009年10月アーカイブ

①結露a1.jpg

私自身、正直あまり片付け上手とは言えませんが、たまに時間を見つけて整理整頓、掃除をするのは嫌いなほうではありません。勿論、事務所も家も同様ですが、久しぶりに棚の上とか雑巾がけをして思わず絶句してしまうことがあります。

FPの家だから、綺麗な空気が給気口から入ってくるのはわかっているのですが、家の中で人が動けばそれだけでも埃等のハウスダストが宙を舞い何時間もかけて降りてくることだけは確かなようです(汗;)

ハウスダストは、室内に浮遊する微粒子のことですが、花粉症や喘息、アレルギー症状の原因と言われています。

また、新築住宅でよく話題になるシックハウス症候群も建材や家具等から出る化学物質を原因とするだけでなく、カビ・ダニやその糞、死骸等も絡んで症状に表れるため、対応は簡単ではありませんが、日頃から室内の空気質や温度・湿度について常に意識することが大切です。

ハウスダストそのものは、チリ、ホコリ、ダニの死骸やフン、カビの胞子、繊維クズ、花粉、たばこの煙などたくさんの種類がありますが、いずれも目に見えないほどの小さなホコリです。

言うまでもなく、こまめに掃除をするのが効果的とは思いますが、その前に出来ることを考えてみましょう。

以前にもお話ししたことがありますが、家の中でのカビ・ダニの発生を抑えることが出来れば、後はこまめな掃除や室内を清潔にすることと、計画換気を理解すれば、ハウスダストの問題はほとんど解決出来ると思います。

それは言い換えると「結露」のない暮らしを実現するいうことですが、これが簡単なようで、実は案外実現出来ていない暮らしでもあるんです。それは昔の家だから?・・・・いいえ、最近新築されたお知り合いの方に聞かれたらわかって頂けると思いますよ。

ダニは、高温多湿を好むので、夏に発生し活動し、冬には活動しないものと一般的に言われますが、暖房機器や加湿器の普及や生活様式の変化等から、最近の住宅内はダニの活動しやすい環境になっています。

ダニが発生すると、体のかゆみ、腫れ、ニキビ、喘息などさまざまな病気の原因になると言われますから、ダニのことをよく知ること、勉強することも必要ですね。

①ダニ繁殖091014_hp.jpg

(ツメダニやイエダニの写真をお見せしたいのですが、きっと気持ち悪くなると思いますのでやめておきます。)

以下に単位面積あたりのダニの数の測定例を紹介します。(1㎡あたり)

※  タタミの上にじゅうたんを敷いた床・・・・・700匹
※  じゅうたんを敷き詰めた床・・・・・・・・・・・・・500匹
※  掃除していないタタミ・・・・・・・・・・・・・・・・・500匹
※  コンクリートの上に直接敷いた畳床・・・・・300匹
※  よく掃除した板の間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10匹

掃除機をかける時は、1㎡あたり1分が目安なんだそうですよ。

ダニが繁殖する条件は、温度25~30度、湿度70~85%、餌になるほこり、フケ、皮脂などがあることなので、室内でペットを飼うのも禁物ですね。

この環境下ではカビも発声しやすいので、温度湿度を管理するのがいかに大事かご理解頂けると思います。

カビ・ダニ等ハウスダストでお困りの方は、是非一度声をかけてください。家づくりをされる方は、断熱や気密、換気の基本的な考え方、部材の選び方をお教えいたします。また、リフォームをお考えの方も是非お気軽にお声をかけてください。