2008年10月アーカイブ

タイトル通り恒例の「正倉院展」が始まった奈良ですが、今回の話は直接関係はありません。
紅葉の話は、奈良ではまだ早い気もしますが、もう札幌では紅葉が終わったようです。
奈良公園~飛火野は広葉樹が多く、南京ハゼやもみじが少しずつ赤く色づきはじめました。
見頃は11月中頃でしょうか、でも今年は少し早いように思います。

飛火野荒池

春日大社参道南の鷺池(サギイケ)に浮見堂がありますが、風がもう少しなければ「鏡池」が楽しめるところです。池の周りの木々が色づくと本当に綺麗で今から楽しみなところです。

浮見堂

この時期は、興福寺でも特別拝観の出来る催しがいろいろあり、日頃見ることが出来ない国宝をすぐ近くで見ることが出来ます。中でも興福寺北円堂は、建物そのものが国宝であり、興福寺の創建者といわれる藤原不比等の一周忌に長屋王によって建てられた八角円堂で、場所は興福寺の西の端ですが、実はこの位置こそ奈良の都が一望出来る一等地なんです。
またここには、我が国肖像彫刻の中で最高傑作といわれる運慶作の国宝「無著(むちゃく)・世親(せしん)菩薩をはじめ、四天王立像ほか運慶作の見事な9体の像を間近で見ることが出来ます。
特に無著菩薩像の慈悲深くそして気品高く堂々として立つ姿は、私の大好きな像の一つです。
今頃から紅葉の頃が一番の観光シーズンですが、今日は天候にも恵まれて観光の方や修学旅行生が特別多く感じました。実はもう一つ、今日は特別な日だったようです。

天皇来県

今日、遅めの昼食を済ませ大通りに出ると凄い人込み。お祭りでもないのに警察官の数も半端ではありません。おまけに沿道の人達はみんな日の丸の旗を持って西のほうを眺めています。
そのうち誰かが「あっ、見えた!」と叫んだかと思うと、白バイを先頭に菊のご紋の入った黒塗りのセンチュリーで、天皇陛下と皇后美智子様が手を振りながら近づいてくるではありませんか。
幾度となく見た光景(テレビで)ですが、こんなに間近で見たのは初めてで、緊張の一瞬を味わうことができた奈良の一日でした。

住宅の寿命は、結露が発生するかどうかで大きく左右されます。結露水が土台、柱や梁といった構造材を腐らせ、様々な欠陥を引き起こす元凶だからです。
この結露を防ぐためには、断熱・気密・換気の3つの性能が特に優れてなければなりません。
これからの住宅に必要な3つの要素こそが、結露を防ぐための大切な要素でもある訳です。

ご存知のように結露には、表面結露と壁内結露があります。
表面結露は、前回お話したように屋内外の温度差と湿度でほとんど決まりますから、曇った窓ガラスをタオルで何回拭いても同じこと、すぐにまた結露は起こります。
それよりもそれと同じことが壁の中で起こるのが家には一番の問題なのです。

結露を防ぐには、ウレタンのように水に強い断熱材で家を包み、計画通りの換気がちゃんと出来るように気密をしっかりとることです。そして、冬の暖房時に窓から逃げる熱の割合が48%と言われるように窓自体の構成をよく考える必要があります。

窓のフレームは、熱の伝わりにくさがアルミの1,000分の1の樹脂製にして、ガラスは通常のペアガラスの1.3倍の断熱性と、夏の陽射しをカットし、UVカットにより室内の日焼けを抑え、暖房時に逃げる熱の量を大幅に低減出来るLow-Eガラスを採用することにより、結露のない窓周りを実現出来ます。
各国のサッシ需要表をご覧頂くとわかるように日本ほどアルミで窓を造ってる国はないようですね。

また結露は、住宅を腐らせるだけでなく、カビやダニを発生させる原因として家族の健康を蝕むことになります。
人を刺したり危害を与えるのはイエダニですが、カビの胞子やダニの死骸、糞などがハウスダストとして室内に漂い小児喘息やアトピー性皮膚炎などの原因物質となるアレルゲンになっていると言われますから、カビやダニの繁殖を根本から絶ち、結露の発生しない住環境が必要なのです。

家づくりを検討する時、メーカーや建設会社に「結露のない家をつくってもらえますか?」と聞いてみてください。
「はい、お任せください!」と言ってくれるところは・・・・あると思いますか?

結露のメカニズムを知ることは、もっとたくさんのことを教えてくれるんです。
理科の実験ではありませんが、百葉箱(ひゃくようそう)、乾球温度計、湿球温度計、湿り空気線図、露点温度、絶対湿度、相対湿度・・・・是非ご一緒に「健康な家づくり」について話をしませんか?

もうしばらくすると、今年も寒い冬がやってきます。
お宅には、温湿度計がいくつありますか?
ホームセンターに行くと、1,000円くらいであると思いますが、最低2つ買ってきて、玄関先(又はトイレ)とリビングに置いて、朝晩に測ってみると良いでしょう。
ダニは、室温4℃でも湿度が60%以上あると生存できるそうです。またカビは、70%以上になると急激に発生しやすくなります。ダニやカビだけでなく風邪のウイルスやバクテリアから身を守る意味でも湿度は、40~60%の範囲になるように気をつけてください。

興福寺五重塔

10月に入ると、朝晩はとても冷え込んできました。日中は晴れると気温も25度くらいまで上がりますが、奈良はもう本格的な観光シーズンで、近頃外国の方や旅行者が一段と多くなったように感じます。

皆さんデジカメで奈良公園や興福寺五重塔を撮影しているのは普段と変わらない奈良の風景なんですが、最近の特徴は、皆さん本格的一眼レフのカメラ(デジカメ?)をお持ちなのに驚きます。そのせいか、何度もアングルを変えては撮り直して、お連れのモデル?も大変のようです。

それと、我々には見慣れたとある風景も彼らにはとても珍しく、凄い人だかりになるのが面白いですね。私達が旅行をしても地元の人から見るときっとそう映るのでしょう。
その一つを・・・・昔から亀は縁起のいい動物とされていますが、奈良の猿沢の池には、鹿と同じくらい人気?の亀がたくさんいて、「亀の餌」が一つ100円で売られています。可愛いのもいれば、なんかの拍子に転がって池に落ちたり、だらしなく足を伸ばして日向ぼっこしている姿ものんびりした気分にさせてくれる亀ウォッチングでした。

ところで、奈良の秋の風物詩「鹿の角きり」が、10月11日(土)~13日(月)の3日間行われます。4月頃から生え出した角が、この頃に完成するので、安全と文化財保護のために角きりが行われるそうです。
立派な角鹿が猛スピードで駆け抜ける姿も勢子(せこ)さんが懸命に捕獲するのも迫力満点、以前は素手で捕まえていたそうですから、凄いの一言に尽きます。
確か大人(中学生以上)1000円、子供(4才以上)300円・・・・
是非ご家族でお越しください。そして、帰りにマクロホーム奈良で美味しいコーヒーを飲んで頂けると嬉しいですね。

猿沢の池の亀猿沢の池の亀