「FPの家」との出会い

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今まで長く住宅業界に身を置き、伝統的な軸組み在来工法から多くを学びながら、建築基準法の改正や構造の見直し等で金物や工法が随分変化していくところに少し矛盾を感じながら、少しでもより良い家づくりを目指していました。
ただ、様々な工法に少しくらいの違いはあっても、基本的な考え方は従来のものと大差なく、今までの延長だけで本当に良いのかという素朴な疑問がだんだん大きくなり、いろいろな書物を読みあさっている時、海外の家づくりの紹介をした本に出会いました。それまでグラスウールやロックウールという断熱材、窓はアルミサッシ、他にもありますが特別疑問に思うこともなく半ば常識的に使っていましたが、その性能(能力)や各国の基準、健康に対する考え方の違いには驚かざるを得ませんでした。

ヨーロッパ、特に北欧やドイツの家づくりを学べば学ぶほど、住宅先進国というのはなんと高いレベルの考え方に基づいているのかと小さな自分を感じるばかりでした。その後もホームページや書物を読みながら、国内にも10年以上先を見据えた「省エネで高性能な健康・快適空間」を創ることが出来る工法はないものかとたくさんの工法の説明会にも参加しましたが、納得出来るものには出会うことが出来ず、やはり無理なのかなとあきらめかけていた時、関西で北海道の家づくりをやっている工務店があると聞き、何か不思議さと好奇心で問い合わせをしたところ、セミナーがあるから参加しませんかとの案内があり、滋賀県の大津まで話を聞きに行くことになりました・・・・平成9年夏のことです。

 私はその時の感動を今でも克明に憶えています。それまで漠然としていた家づくりへの疑問や本来のあるべき姿がはっきり見えてきました。それも数値、データや画像で説得力のある内容に、寒いくらいのエアコンの中で、冷や汗が背中を流れるのを覚えるほどでした。今まで家づくりを何百棟も手掛けて家づくりのプロを気取っていた私が井の中の蛙を感じた瞬間です。 そして、現実に日本でも世界の水準以上に本物の家づくりを目指して実践している工法に巡り会えた喜びで体が熱くなったものです。もう一つ驚いたのは、既に10年も前からその家づくりが行われ、当時全国に20000棟近くのOBユーザーが存在していたという現実です。

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『FPの家』との出会いが、私の家づくりの概念を根本から変えてくれました。そして今、時代が「新省エネ基準」「次世代省エネ基準」と住宅の最低基準が変わっても、基本的なレベルはまだまだ『FPの家』の基準に達していないのを目の当たりにすると、いかに先を見据えた高性能な工法なのかが、我々に自信と勇気を与えてくれているように思います。

我々の取組む『FPの家』が目指す家づくりは、もう15年以上前から変わらぬ徹底したこだわりが今日まで続き、また明日を見つめながら進化を続けています。やっと今、時代がFPの家に近づいたように今日まで先を見据えた家づくりが行われてきましたが、時代が変わってもその先を目指して努力や研鑚を止まない、それが我々の誇りです。


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