マクロホーム奈良で新築の家を建てられたお客様の声
【約2年お住まいのS様よりお手紙です】
ご寄稿平成21年7月
僕らの家づくり体験談です。マクロホーム奈良に来られた方の家づくりの材料の一つになればと思い書きました。
内容 1、きっかけ 2、着目したこと 3、実体験 4、最後に
■「きっかけ」
将来は結婚しゆくゆくはマイホームを建築したいと考えていた頃、土地・建築資材、住宅ローンの金利がこれから上がるのではないかと言われ始めていた時期が僕らの家づくりのきっかけでした。結婚する前でしたし具体的な希望や生活イメージがなかったのですが、寒がりの妻は暖かい家を希望していました。
一生に一度の家づくりですから毎月のローンを支払っていく時に後悔のないようにしたかったですし、大きさだけでなく今までと違う!快適に過ごせる家が欲しいと思いました。細かな生活イメージはありませんでしたので、ハウスメーカーか工務店に絞り調べることにしました。工務店の場合、1社単独の仕様でなく広く全国で使われている工法であってその工法に長けていること。建てた方の声に着目することにしました。
話はそれますが、物を見るときの考え方で車の選択での体験を書かせてください。車は男子が初めて購入する大きな買い物ではないかと思います。あまりお金はないのですが大変車好きです。色々な本を見るのですが、新車が出るたびに絶賛したり、試乗した方の個人的な興味による視点、ある車種やメーカーをひいきにしている方や、高級車ばかりを誉める方の記事など何を視点にして購入したらよいか全くわかりませんでした。僕自身も周囲の方もトヨタだから安心とか日産のデザインが好き、走りだったらスバルとかBMWはカッコいいなど印象ばかり、良い車を!と思うのですがどうしたらよいかと頭を悩ましていた頃に面白い記事を見つけました。ある高級車ヘの辛言を書いてあり具体的な問題点を専門的な技術から説明してあって、素人の目から見ても説得力があって論評に筋が通っている記事でした。軽自動車であっても良いものは人気がなくても絶賛している方々でした。車業界やメーカーではなくユーザー側に立ってコストパフォーマンスまで含めて各車の資質・特性を分かりやすく分析していました。その方々の記事を参考に色々と試乗してみるとビックリした体験をしました。乗って運転すると今までにない安定感や開放感を感じたのです。一番気に入った車(日本では全くメジャーではない車でしたが世界ではベストセラー車:その当時世界で最も売れた車でした)を購入し生活を共にしてみました。長時間運転しても疲れませんし、安定感があり運転が上手くなったような気になりました。初めて同乗した身内も違いに驚いていました。けっして高級車ではありませんし日本カーオブザイヤーを受賞した車でもありません。
長々と書きましたが、利用者の立場に立って公平な意見を発信している専門家の方々が多くはないのですがいること・ものには大切にしないといけない部分(=疎かにせずお金をかけないといけない部分)があること等を知ったように思います。
家にもこのような意見を発信している専門家がいないか探すことにしました。
■「着目したこと」
色々な家に関する本や雑誌、インターネットで調べて実際に見学させてもらいました。相反する記事が多く見られ頭を悩ます日々でしたが感じたことがいくつか出てきました。
- 気密;どの程度の数値が必要かよくわかりませんでしたが、高気密の家と比べて中気密の家は暖かさ(冬場の見学)を感じませんでした。工場見学で従来の家程度の気密の箱と高気密の箱の中に煙を入れて換気させる実験がありました。あきらかに気密の高いほうが空気の入れ替え(煙の排出)が円滑でした。1棟1棟各家の数値を提示してもらえる所は限られていました。高気密を人工的と表現する方がいたのですが具体的なデメリットがよくわかりませんでした。
- 換気か通気か?風の吹く自然豊かな土地であればよいのですが、住宅街では一定の空気の流れが通気で何時でも期待できるのかよくわかりませんでした。ダンパーと言われるものを開け閉めする工法があるのですが、歳をとってからのことを思うと面倒だと思いましたし、気密の保持には不利なように感じました。また気密と換気はセットで考えないといけないのではないかとも思いました。
- 換気システム;第3種がメンテナンスを含めてシンプルでよいように感じました。第1種はどの程度熱や湿気を管理してくれるかわかりませんが指摘されている問題点がいくつかあるようです。北欧では第3種が1番普及しているようですし、歴史があり安心感がありました。
- 窓;窓からの熱の流入が多いことを知りました。性能の高いシャノン等の窓を標準にしている家は少ないようでした。電球をガラスの前に置き、熱の伝わる程度を体験させてもらうと違いがよくわかりました。木枠のトリプルガラスもあるのですがメンテナンスが面倒かなとも思いました。
- 断熱;外張りか充填か?どちらでもよいように思いました。車で例えると4WDかFFかFRか?と同じように感じていました。4WDは雪道に強いと思われていますが北欧のボルボでさえ今でもFF主体だったように思います。要はその特徴に合わせて高次元なつくりになっていれば良いと思うのです。先入観なく体験して判断すれば良いように思いました。断熱=熱を断つ!なので、数値が良いものがいいですし分厚いものがいいとおもいましたが(どの程度のものが必要かわかりませんが)FPパネルがよいと思いました。耐水性に加えて、高圧で注入発泡し成形されたパネルは、ずれることがないように思いました。工場で体験したFPの床の強さにも驚きました。また気密が悪ければ隙間が多く断熱材を入れても効果が薄いようにも思いました。
- 遮熱;この考え自体取り入れている所が少ないようでした。夏場の屋根は大変高温になることを知りました。具体的な対策を数値で示しているところは少ないようでした。
- 耐震性;地震で倒壊している家の要因は色々書かれていますが、現在は様々な対策データが示されています。鉄骨や鉄筋コンクリートが優れているのかはわかりませんが、基礎が大切なように思いました。コンクリートにも強度があることを知りましたし、ベタ基礎が強そうに思いましたが、大手メーカーでは布基礎が多いようでした。
- 結露の問題;このことが耐久性や室内環境に影響が大きいと書いてあるのですが、無結露保証自体FPの家以外ありませんでした。50年保証です。
- シックハウス等;高気密は良くないと書かれている本があるのですが、実際アトピーの方や化学物質過敏症の方で本物の高気密高断熱の家に住まい、体調が良くなったという記事もたくさんあります。実際住んでいる方の実体験に真実味を感じました。1棟1棟室内環境測定をしているところも少ないようです。
以上いろいろ思い出すままに書きました。
実際にモデルハウス等を見学・話しを聞く中で上記の家の性能と思える項目を比較していくと違いが見え、4社(工務店3社・ハウスメーカー1社)が気になりました。最終的にFP工法・マクロホーム奈良さんにお願いすることにしました。快適な住まいを実現するために大切にしなかればいけない点が明快で様々なデータから示されていましたし、数値を1棟ごとに提示していただけるため安心が持てました。マクロホーム奈良さんは、FP工法を専門にされ、ホームページを見ると施主の方との良い関係が伺えましたし、若い僕らにも親身になっていただけた点が決め手でした。
■「実体験」~2年近いFP生活から~
Ⅰ空気
- 外と屋内は違うことは確かです。今までにない感覚です。
- 屋内でゆるやかな風を感じる時があります(窓は開けていません)。
- トイレには消臭芳香剤がありません。臭いが残りません。
- 吸気口フィルターは1F2F共に汚れているため、月1回洗うようにしています。
自然のある山手ですが汚れています。 - 窓は開けることが少ない生活です。開けないほうが快適に思えて自然にそうなりました。
- 吸気口が1ヶ所開けられていなかったことが生活し始めて1年後に発見されました。台所前だったのですが、その周りの床や窓、カーテンの汚れが強い状況でした。IH前でしたし油物などが原因で仕方ないのかなと諦めていた(他のところはキレイだった)のですが、吸気口が開けられてから徐々に汚れが取れてきました。計画換気の凄さを実感しました。
Ⅱ温湿度
- 夏や冬はエアコンが大活躍します。24時間稼動させることが基本です。1F2Fに温湿度計を設置していますが、エアコンを稼動させると徐々に数値に変化が表れます。
- 夏は除湿のみで快適です。2Fのエアコン1台のみでも家全体に変化があらわれますが、湿度を50%前後に維持するためには1Fのエアコン1台も稼動させる(計2台)と十分です。寝苦しいことはありません。
- 冬場は家全体がほんのり暖かい感じです。ストーブの前やコタツの中のような暖かさではないのですが、動くと暑くなる感じです。一旦家全体が暖かくなると温度が安定(夏場も同じ)します。夜トイレに行くことも苦になりませんし、朝ベットから出る時も寒くありません。
- 押入れの布団は外に干したことがありませんが、ふかふかです。
Ⅲ電気代
- オール電化・32坪の家で月平均1万を上回る程度です。24時間全室冷暖房と考えると凄い数値のようです。
Ⅳ音
- 少々の雨には気づきません。基本的に静かです。
- テレビを大音量で見ていても全く外に聞こえていません。
- 家の中の音は響きます。
Ⅴその他
- 結露はありません。
- 来られた方に落ち着くと言われます。
- リビング等でゆっくりしていると眠たくなります。
- 洗濯物は室内に干していますがにおいません。冬場でも早く乾きます。
- お風呂場にカビが生えたことがありません。入浴後にサッと水滴を拭くと冬場でも1時間程度で乾きます。
- 玄関ドアが少し重い。断熱ドアという以外に気密換気がしっかり機能している証拠のようです(各窓も同様です)。
以上が思いつくことです。生活してみての感想などはインターネットに沢山情報があります。数値に表せない肌で感じることも沢山あると思いますが、このような利用者の声が多いのもFP工法の特徴の1つでしょうか?
■「最後に」
家つくりをこちらでお願いできるとわかった時点で僕らは安心してしまい、住まうイメージが少なかったこともあり担当の國田さんは色々と頭を悩ませていたのではないかと思います。住んでからは施工についての疑問や相談は山中さんに、住まう上での知恵などについては中谷さんにお電話をして相談させてもらっています。本当にマクロホーム奈良の方に感謝しています。忙しい中気軽にお電話やメールで相談できるのは地場の工務店さんならではだと思います。
FPの家はご存じない方が多いと思いますが、高次元の住み心地を提供してくれる工法の一つであることは確かです。また、一つ一つのデータを比較していくと違いがはっきりしています。数値一つには色々な意味があるようです。例えば気密の数値とか・・・大手メーカーでは難しい作業のようです。具体的なところは作り手に聞いてみて下さい。
これからも色々とご相談すると思いますので、長いお付き合いをよろしくお願いします。
S様より



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